健康管理
◇犬の健康管理はこちら◇ |
◇猫の健康管理はこちら◇ |
◆健康は正しい食餌から ◆肥満にご注意! ◆予防注射をしましょう ◆犬フィラリアについて ◆マイクロチップのススメ ◆しつけは早めに ◆避妊・去勢手術について ◆その他 |
◆健康は正しい食餌から ◆肥満にご注意! ◆予防注射をしましょう ◆トキソプラズマについて ◆マイクロチップのススメ ◆しつけは早めに ◆避妊・去勢手術について ◆その他 |
*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*
<健康は正しい食餌から>
★食餌は体を作る源です。動物も医食同源です。 ★良質のペットフードはそれだけで必要な栄養素が含まれています。 カルシウム剤やビタミン剤を加える必要はありません。 逆に栄養バランスを崩してしまいます。(カルシウム過剰など) ★良質のペットフードを選ぶための基準、それは値段です!(半分冗談、半分本気) 良い材料を使い、確かな施設で作られたフードが安くできる筈がありません。 (高ければいい訳じゃないですよ) 「AAFCO(米国飼料検査官協会)の給与基準をクリア」と表示されたフードは 栄養的に良質であるといえます。ただし、無添加ではありません。 (ご注意)「AAFCO認定」「AAFCO承認」「AAFCO合格」などは違反(嘘)表示ですし、 「AAFCOの基準を参考に製造」「AAFCOで認められたフードメーカーです」 などは全然意味がありません。 ★ペットフードはできるだけ小さな包装のものを選びましょう。 袋を開けた瞬間から酸化が始まります。 良質なフードには抗酸化剤は最小限しか入っていません。 ★おやつは「百害あって一利なし」という人もいます。栄養的にはそうかもしれません。 でも「楽しみ」という一利はありますよね。 あげる場合は栄養バランスを崩さないように少量だけにして下さい。 ただし、病気で食事制限されている場合はやめましょう。 *[食べさせてはいけない食品]はこちら* ★愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(通称ペットフード安全法)が 平成21年6月1日より施行されました。 今まで全く規制も基準も規格も無く野放し状態だったペットフード業界に法のメス が入りました。 まだまだ充分とは言えないようですが、喜ばしいことだと思います。
<肥満にご注意!>
★コロコロ太った犬は可愛いですが、人も動物も肥満は万病の元です。 ★肥満がもたらす弊害 ●心臓 脂肪1kg増加すると、血管は1.5km延長する!? 肥満した動物の心臓は大きな体に血液を供給するために、余分に仕事をしています。 無理に働く心臓は、老化が早まります。 ●骨格・関節系 肥満の動物は重い体重を支え続けるために足腰の老化は非常に速く、肘や膝の変形性関節症 になりやすいです。これはかなり痛い。 また、腰への負担から椎間板ヘルニアなどを起こしやすくなります。 ●皮膚 皮膚病になりやすくなります。 ●消化器 重度の便秘や、脂肪肝や肝硬変になりやすくなります。 ●糖尿病 肥満の動物に糖尿病が多いことも知られています。 肥満が脂肪代謝に関わっている膵臓に負担をかけるためです。 ●呼吸器 呼吸器にも負担がかかるので、呼吸疾患が重くなりやすくなります。 などなど。 ★肥満は健康を考える上で、諸悪の根源といえます。 そして、肥満は万病のもとというよりも肥満それ自体が立派な病気=栄養性疾患であり、 肥満から生じる病気だけでなく肥満自体に問題があります。 ★動物は自分で冷蔵庫を開けません = 肥満は飼い主さんが作ります。 「ちょっとくらいなら・・・」も、積れば山となります。
<予防注射をしましょう>
■狂犬病について
★狂犬病は人獣共通伝染病です。発症したら治療法も無くほぼ100%死に至ります。 恐ろしい狂犬病から愛犬を守り、日本から更に地球から狂犬病を根絶させるためにも 毎年春に狂犬病予防注射を受けましょう。 ★登録は生涯1回です。 引っ越した時は犬の登録も変更しましょう。 富士市では環境総務課、富士宮市では環境企画課にて犬の登録事務を受け付けています。 ★登録と狂犬病予防注射は、狂犬病予防法で義務付けられています。
■犬の伝染病について
★当院では犬には5種混合と7種混合のワクチンを行っています。 5種混合注射 DHPPi(コアワクチン) ・犬ジステンパー ・犬パルボウィルス感染症 ・犬パラインフルエンザ ・犬伝染性肝炎 ・犬アデノウィルス感染症 7種混合注射 DHPPi+LEPTO 5種混合(コアワクチン)+レプトスピラ2種(ノンコアワクチン) ★コアワクチンの接種プログラムは生後60日頃に第1回目、90日以降に第2回目、 1年後に3回目接種をします。 その後は3年毎の追加接種を推奨しています。 ★ノンコアワクチンは2年目以降も年1回の追加接種が必要です。 *犬のワクチンについての詳しいお話はこちら*
<犬のフィラリア予防>
★犬フィラリアは心臓に寄生する15〜30cmのそうめん状の
寄生虫です。春から秋、蚊の吸血時に感染します。
★犬フィラリアの予防には飲み薬と注射があります。
●飲み薬
・5月末から11月末(暖冬の年は12月末)まで月に1回
飲ませます。
・フィラリア予防と同時に、回虫・鈎虫・鞭虫の駆虫もでき
ます。
予防の前にフィラリアの血液検査をしましょう。
●注射
・1年間効果が持続しますので、3月中に1回だけ打ちます。
・飲ませ忘れや、投薬ミスが無く確実に予防できます。
・初回注射前のみ血液検査が必要ですが、2回目からは不要
です。
<マイクロチップのススメ>
★マイクロチップは、わずか数mmの細長いチップです。 注射器で皮下に埋め込む動物の身分証明書です。 ★万一迷子になってもマイクロチップがあれば飼い主が確実に分かります。 迷子の犬にマイクロチップリーダーを当てると、世界に1つだけの数字が表れます。 その数字を動物ID普及推進会議(AIPO)に問い合わせると飼い主が分かる仕組みです。 富士市・富士宮市の動物病院と保健所にはマイクロチップリーダーがあります。 ★麻酔の必要はありません。費用は4,830円(登録料・技術料込み)です。 ★ちなみに、マイクロチップが入っていてもレーダーで居場所が分かる訳ではありません。 あしからず。
<しつけは早めに>
★健康に長生きするためにはしつけも大事です! ★生後8週から12週は社会化期といいます。犬の性質が決まる大事な時期です。 この時期に経験したことは脳のシナプスに残り、一生を左右する程の影響を受けます。 色々な経験をさせてあげて下さい。 ★犬への最大のご褒美はほめてあげること、最大の罰は無視されることです ★中途半端な叱り方は、子犬は遊んでくれた(かまってくれた)と思って 余計に同じことをします。 ★しつけのコツは、良いことをしたら思いっきりほめて、 悪いことをしたら無視することです。
<避妊・去勢手術について>
★メス犬の発情は生後8ヶ月くらいから始まります。 その後は6ヶ月に1回来て約2週間続きます。 オス犬はメスの発情フェロモンによって発情します。 ★妊娠期間は約63日です。 ★繁殖が目的でなければ避妊・去勢手術をすることをお奨めします。 性ホルモンが関与する病気(メスの乳腺腫やオスの前立腺疾患など)の予防になります。 [よくあるご質問]の避妊・去勢手術についてはこちら
<その他>
★犬はおもちゃではありません。しっかりした心構えで飼いましょう。 ★歯石が付かないよう、また歯周病予防のために歯磨きをしましょう。 ★リード(引き綱)無し散歩は危険です。 人や他の犬に飛びついたり、交通事故に遭う危険もあります。 ★散歩中の糞の始末は飼い主の責任です。 出来るだけ自宅で排泄させてから散歩に行きましょう。
*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*
<健康は正しい食餌から>
★食餌は体を作る源です。動物も医食同源です。 ★魚主体の食餌は黄色脂肪症を引き起こします。 ★良質のキャットフードはそれだけで必要な栄養素が含まれています。 カルシウム剤やビタミン剤を加える必要はありません。 逆に栄養バランスを崩してしまいます。(カルシウム過剰など) ★良質のペットフードを選ぶための基準、それは値段です!(半分冗談、半分本気) 良い材料を使い、確かな施設で作られたフードが安くできる筈がありません。 (高ければいい訳じゃないですよ) 「AAFCO(米国飼料検査官協会)の給与基準をクリア」と表示されたフードは 栄養的に良質であるといえます。ただし、無添加ではありません。 (ご注意)「AAFCO認定」「AAFCO承認」「AAFCO合格」などは違反(嘘)表示ですし、 「AAFCOの基準を参考に製造」「AAFCOで認められたフードメーカーです」 などは全然意味がありません。 ★キャットフードはできるだけ小さな包装のものを選びましょう。 袋を開けた瞬間から酸化が始まります。 良質のフードには抗酸化剤は最小限しか入っていません。 ★水分摂取量が少ないとFLUTD(猫下部尿路疾患)になる危険があります。 新鮮な水をいつでも飲めるようにして下さい。 ★愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(通称ペットフード安全法)が 平成21年6月1日より施行されました。 今まで全く規制も基準も規格も無く野放し状態だったペットフード業界に法のメス が入りました。 まだまだ充分とは言えないようですが、喜ばしいことだと思います。
<肥満にご注意!>
★コロコロ太った猫は可愛いですが、人も動物も肥満は万病の元です。 ★肥満がもたらす弊害 ●心臓 脂肪1kg増加すると、血管は1.5km延長する!? 肥満した動物の心臓は大きな体に血液を供給するために、余分に仕事をしています。 無理に働く心臓は、老化が早まります。 ●骨格・関節系 肥満の動物は重い体重を支え続けるために足腰の老化は非常に速く、肘や膝の変形性関節症 になりやすいです。これはかなり痛い。 また、腰への負担から椎間板ヘルニアなどを起こしやすくなります。 ●皮膚 皮膚病になりやすくなります。 ●消化器 重度の便秘や、脂肪肝や肝硬変になりやすくなります。 ●糖尿病 肥満の動物に糖尿病が多いことも知られています。 肥満が脂肪代謝に関わっている膵臓に負担をかけるためです。 ●呼吸器 呼吸器にも負担がかかるので、呼吸疾患が重くなりやすくなります。 などなど。 ★肥満は健康を考える上で、諸悪の根源といえます。 そして、肥満は万病のもとというよりも肥満それ自体が立派な病気=栄養性疾患であり、 肥満から生じる病気だけでなく肥満自体に問題があります。 ★動物は自分で冷蔵庫を開けません = 肥満は飼い主さんが作ります。 「ちょっとくらいなら・・・」も、積れば山となります。
<予防注射をしましょう>
★当院では猫には3種混合と猫白血病ウィルス感染症の予防注射を行っています。 3種混合注射 ノビバックTRICAT ・猫ヘルペス1型(FVR) ・猫カリシウィルス感染症 ・猫汎白血球減少症 3種混合+猫白血病予防注射 ピュアバックスRCP+FeLV ・3種+猫白血病ウィルス感染症 ★ワクチンプログラムは生後60日頃に第1回目、90日以降に第2回目 1年後に3回目の接種をします。 その後3年毎の追加接種を推奨しています。 *猫のワクチンについての詳しいお話はこちら*
<トキソプラズマについて>
★トキソプラズマは猫を終宿主とする原虫の一種です。 ★人や犬、ネズミなど多くの脊椎動物を中間宿主としています。 ★感染猫の症状は、慢性の呼吸器病・削痩・食欲減退などですが、ほとんどの場合無症状です。 ★人への感染経路は、感染猫の糞便や豚の生肉などからです。 ★未感染の女性が妊娠中に感染すると、胎児に奇形が生じる可能性があります。 ただし、すでに感染している方は大丈夫です。 また未感染の方でも日頃からよく手を洗ったり、豚肉はよく焼いて食べるなどの ちょっとした気遣いをすれば、それほど心配はありません。 ★感染したかどうかは血液検査で分かります。
<マイクロチップのススメ>
★マイクロチップは、わずか数mmの細長いチップです。 注射器で皮下に埋め込む動物の身分証明書です。 ★万一迷子になってもマイクロチップがあれば飼い主が確実に分かります。 迷子の猫にマイクロチップリーダーを当てると、世界に1つだけの数字が表れます。 その数字を動物ID普及推進会議(AIPO)に問い合わせると飼い主が分かる仕組みです。 富士市・富士宮市の動物病院と保健所にはマイクロチップリーダーがあります。 ★麻酔の必要はありません。費用は4,830円(登録料・技術料込み)です。 ★ちなみに、マイクロチップが入っていてもレーダーで居場所が分かる訳ではありません。 あしからず。
<しつけは早めに>
★健康に長生きするためにはしつけも大事です! ★生後2〜7週ころは猫の社会化期とよばれ、猫の性質が決まる大事な時期です。 この時期に経験したことは脳のシナプスに残り、一生を左右する程の影響を受けます。 色々な経験をさせてあげて下さい。 フレンドリーになるか、ビビリになるかはこの時期次第です。 ★臍の緒が付いたまま捨てられていた子猫は、母猫とのスキンシップが不足しているため、 怖がりの猫になりやすいです。 そういう猫を保護した場合は常にポケットに入れて育てるなどのケアが必要です。 ★しつけのコツは、褒める時も叱る時もその行為のすぐ後にすることです。 時間が経った後で叱られても、猫には理解できません。 ★発情期の鳴き声とオスのスプレー(尿による臭い付け)は、しつけでは抑えられません。 去勢すると90%のオスがスプレーをしなくなります。 ★残念ながら犬のようにはしつけは上手くいかないことが多いです。(涙)
<避妊・去勢手術について>
★メス猫の発情は生後6ヶ月くらいから始まります。 その後は年に2〜3回、不定期に来ます。 オス猫はメスの発情フェロモンによって発情します。 ★妊娠期間は約63日です。 ★繁殖が目的でなければ避妊・去勢手術をすることをお奨めします。 性ホルモンが関与する病気の予防になります。 ★富士市在住の方が富士市内の野良ネコの避妊・去勢手術をした場合は 富士市から助成金(雄5,000円、雌7,000円)が出ます。 富士市の助成金の詳細はこちら ★富士宮市在住の方が富士宮市内の野良ネコの避妊・去勢手術をした場合は 富士宮市から助成金(雄5,000円、雌10,000円)が出ます。 富士宮市の助成金の詳細はこちら [よくあるご質問]の避妊・去勢手術についてはこちら
<その他>
★猫はおもちゃではありません。しっかりした心構えで飼いましょう。 ★歯石が付かないよう、また歯周病予防のために歯磨きをしましょう。 ★動物病院に連れて来る時は、逃走防止のため猫をケージ等に入れてきて下さい。 ダンボール箱は危険です。洗濯ネットが大変便利です。 ★最近の交通事情・社会情勢を考えると、避妊去勢手術を して室内で飼うことをお奨めします。