ホーム> 健康管理>ワクチンについて

ワクチンについて

●犬のワクチン●

★ワクチンで予防できる犬の病気

●5種混合ワクチン●7種混合ワクチン●狂犬病ワクチン
犬ジステンパー
犬パルボウィルス感染症
犬パラインフルエンザウィルス感染症
犬伝染性肝炎
犬伝染性喉頭気管炎
犬ジステンパー
犬パルボウィルス感染症
犬パラインフルエンザウィルス感染症
犬伝染性肝炎
犬伝染性喉頭気管炎
犬のレプトスピラ病 2種類
   (イクテロヘモラジー型)
   (カニコーラ型)
  狂犬病  

感染経路 症状 人への感染
犬ジステンパー ・感染犬の鼻水、目脂、尿のウィルス
  により、直接/間接感染する
・感染力が強く、死亡率も高い
◆全身症状 : 発熱、食欲元気消失
◆呼吸器症状: 鼻汁、咳
◆消化器症状: 下痢
◆神経症状: チック(筋肉の痙攣)
      全身がおかされ、治っても
      後遺症に悩まされる
   無し
犬パルボウィルス
感染症
・感染犬の糞便中のウィルスにより
  直接、間接、空気感染する
・感染力が強く、死亡率も高い
・ウィルスは1年以上生存する
◆腸炎型: 激しい嘔吐、下痢
    食欲廃絶、脱水症状
◆心筋炎型: 心不全による突然死
     (3週齢以下に多い)
   無し
犬パラインフルエンザ-
ウィルス感染症
・感染犬の咳や鼻水のウィルスにより、
  飛沫感染する
・感染力が強い
◆全身症状: 食欲元気消失。発熱。
◆呼吸器症状: 咳、鼻水、扁桃炎
  単独では軽症だが、
  混合感染、二次感染で重篤になる
   無し
犬伝染性肝炎
(アデノウィルスT型感染症)
・感染犬の便、尿、唾液から
  経口経鼻感染する
◆肝炎
◆全身症状: 発熱、食欲元気減退
◆消化器症状: 嘔吐、下痢。
◆その他: 角膜の白濁(ブルーアイ)
   無し
犬伝染性喉頭気管炎 ・感染犬の便、尿、唾液から
  経口経鼻感染する
・感染力が強い
◆全身症状: 発熱、食欲減退
◆呼吸器症状: 乾いた咳、鼻汁、肺炎
   無し

・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚*:..。o○☆*゚¨゚・*:..。o○☆*゚¨゚・*:..。o○☆*゚¨゚*:..。o○☆*゚

レプトスピラ病3種
(コペンハーゲニー型)
(カニコーラ型)
(ヘブドマディス型)
・感染動物(犬やネズミ等)の尿中に
  菌が排泄される
  経口/経創傷感染する
・汚染した水を飲んで感染
・感染力は弱い。
<イクテロヘモラジー型>
◆全身症状: 黄疸、発熱、元気減退
◆消化器症状: 嘔吐、下痢
◆その他: 肝炎、腎炎、口内炎、
     歯茎の出血
<カニコーラ型>
◆全身症状: 尿毒症、発熱、元気減退
◆消化器症状: 激しい嘔吐と下痢
 人獣共通
  伝染病

・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚*:..。o○☆*゚¨゚・*:..。o○☆*゚¨゚・*:..。o○☆*゚¨゚*:..。o○☆*゚

狂犬病 ・感染動物の唾液中のウィルスによる
  咬傷感染
恐水症状、興奮性、麻痺、精神錯乱など
 の神経症状が現れる
発症したらほぼ100%死亡する
 人獣共通
  伝染病

★5種と7種の混合ワクチンの打ち分けについて

当院で通常お奨めしてるワクチンは5種混合ワクチンです。
感染力や病原性の強さを考えると5種ワクチンは打つべきでしょう。

7種混合ワクチンに入っているレプトスピラについて考えます。

人獣共通伝染病なのでとても怖く感じますが、犬から人にうつる可能性は極めて低いです。
保菌動物(犬やネズミや野生動物)の尿中に多くのレプトスピラ菌が排出されますが、その尿を直接口に入れたり
傷に付けたりすると感染します。そんな機会はあまり無いですよね。
人や犬の感染経路は、現在では水を介してと言われています。

実はレプトスピラ菌はとても繊細な菌で、培養がとても難しい。
培養するのには特殊な培地と30℃の保温、数日から3ヶ月間も必要で、検体採取から速やかに培地に移すか
弱アルカリ性(pH7.0〜7.4)に保たなければいけなかったりと、とても気を使います。

そんな菌ですから冬の感染はほとんどありません。
夏、水辺で遊ぶときに感染します。
菌に汚染された水を飲んだり、皮膚に傷があるとその傷から感染したりします。
(猟犬などは、感染動物(野生のネズミなど)を食べて感染することもあります)

感染力は弱いですが、症状は重篤です。
肝臓や腎臓が障害されますので、死亡率は高くなります。

治療は、感染初期(これが分かれば苦労はしませんが・・・)にテトラサイクリン系の薬を投与します。
肝臓や腎臓が障害されている場合は対症療法を行います。

犬が水辺(田や川や池)で遊ぶ機会があるようでしたら、レプトスピラも入った7種混合ワクチンをお奨めします。
ただし、ワクチンは種類が増えれば増えるほど副反応(アレルギー等)のリスクが高くなります。
生活環境に合ったワクチンを選びましょう。

ところで、水辺でレプトスピラに感染するのは犬ばかりではありません。
生水を飲むのはやめましょうね。


   *:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*゚。+☆+。゚+*:;;;:*  

●猫のワクチン●

★ワクチンで予防できる猫の病気

●3種混合ワクチン●猫白血病ワクチン●猫クラミジア病●猫エイズワクチン
猫汎白血球減少症
猫カリシウィルス感染症
猫伝染性鼻気管炎
猫白血病ウィルス感染症
クラミジア・シッタシー 猫後天性免疫不全症候群
  (猫エイズ)
感染経路 症状 人への感染
猫汎白血球減少症
(猫パルボ)
・感染猫の糞便中のウィルスにより
  直接、間接、空気感染する
・感染力が強く、死亡率も高い
・ウィルスは1年以上生存する
◆腸炎型: 激しい嘔吐、下痢
     食欲廃絶、脱水症状
◆心筋炎型: 心不全による突然死
     (3週齢以下に多い)
   無し
猫カリシウィルス
感染症
・感染猫のクシャミや鼻水から
  直接、間接、空気感染する
・感染力が強い。
◆全身症状: 目脂、発熱、食欲元気消失
◆呼吸器症状: クシャミ、鼻汁、咳
◆消化器症状: 口内炎、舌潰瘍
   無し
猫ウィルス性鼻気管炎
(ヘルペスウィルス感染症)
・感染猫のクシャミや鼻水から
  直接、間接、空気感染する
・感染力が強い。
◆全身症状: 食欲元気消失、発熱、
      脱水
◆呼吸器症状: クシャミ、鼻水
◆眼科症状: 結膜炎、角膜炎
  混合感染で重篤化し死亡することも
   無し

・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚*:..。o○☆*゚¨゚・*:..。o○☆*゚¨゚・*:..。o○☆*゚¨゚*:..。o○☆*゚

猫白血病ウィルス
感染症
・感染猫の唾液、涙、尿、便、血液
 乳汁に含まれるウィルスによる
・グルーミングや喧嘩で感染する
◆全身症状: 発熱、元気食欲減退、
      貧血
◆消化器症状: 下痢
◆その他: 免疫力低下により様々な
     症状が出る。
   無し

・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚*:..。o○☆*゚¨゚・*:..。o○☆*゚¨゚・*:..。o○☆*゚¨゚*:..。o○☆*゚

猫のクラミジア病 ・感染猫の涙や鼻水、唾液から
  直接、間接感染する
・菌は口、鼻、眼から侵入
◆呼吸器症状: クシャミ、鼻水
◆眼科症状: 結膜炎、目ヤニ
      肺炎を起こすこともある
   無し

・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚*:..。o○☆*゚¨゚・*:..。o○☆*゚¨゚・*:..。o○☆*゚¨゚*:..。o○☆*゚

猫エイズ ・感染猫の唾液中のウィルスが
  咬傷によって伝染する
・グルーミングでは伝染しない
◆全身症状: 元気食欲減退などの
      不定愁訴
◆消化器症状: 慢性口内炎など
◆その他: 免疫力低下により様々な
     症状が出る
   無し

猫白血病ウィルス感染症と、クラミジア病猫エイズのワクチンについて

当院で通常お奨めしてるワクチンは3種混合ワクチンです。
感染力の強さと病原性の強さを考えると、最低限3種ワクチンは屋内飼育でも打つべきでしょう。

 ●猫白血病ウィルス感染症
 主な感染経路は、感染猫の唾液、涙、尿、便、血液、乳汁に含まれるウイルスによります。
 ケンカなど咬み傷、グルーミングや食器共有、感染した母猫などから感染します。
 感染した猫の約1/3は、そのまま持続感染となり多くは発症し、50〜70%が感染後2〜5年以内に死亡する場合が多く、
 特に子猫の場合は発症しやすく死亡率も高いです。

   ※外出し、外の猫との接触があるようでしたら打ちましょう。
   ※ただしすでに感染している場合は打てませんから、初回注射前には血液検査をします。

 ○猫クラミジア病
 感染は猫同士の接触による直接感染か、飼い主さんの手や衣服を介しての間接感染ですが、感染力は強くありません。
 症状もほとんどの場合軽度ですが、混合感染によって重篤化することもあります。

 ○猫エイズ
 ウイルスは唾液に多く含まれるため、感染猫とのケンカによる噛み傷から感染します。
 グルーミング、交尾による感染率はかなり低いです。
 症状は免疫力の低下により様々です。

当院では猫クラミジア病と猫エイズのワクチンは行っていません。
ワクチンには、打つ効果とそれに伴う危険のバランスがあります。危険より効果の方が高ければ打つ価値があると言えます。
また、ワクチンは種類が増えるほど副反応の危険度は増しますから、必要なものだけを打つのがベストです。

 [ワクチンを打たない理由]
 ・クラミジアワクチン
   不活化ワクチン(タンパク質含量が多量)である ⇒ 副反応(アレルギーや肉腫)の危険性
   単独感染では症状は軽い
   感染力が強くない
   治療法がある

 ・猫エイズワクチン
   不活化ワクチンである ⇒ 副反応の危険性
   70〜80%の防御率
   接種後通常の血液検査でFIV陽性の結果になってしまう。
   感染力が強くない

上記の3つの病気は直接接触による感染なので、室内飼育をすればワクチンを打つ必要がありません。
多種類のワクチンを打つより去勢・避妊手術をして室内で飼うことをお奨めします




ホーム|| 施設紹介スタッフ紹介診療案内アクセス|| お知らせ健康管理|| 問合せ趣味の部屋リンク